栄養学

アルギニン

シトルリンとセットでペニス増大サプリに入っていることが多い『アルギニン』。このアルギニンはどのような働きをしているのでしょうか。

アルギニンは体内では有毒なアンモニアを尿素に変えて解毒する働きがあります。

アルギニンは基本的にシトルリンが変化して出来るものなので、アルギニン単体を摂取するよりもシトルリンと併用した方が体内の量が増えやすいのです。

ペニス増大に効果がある作用としては『シトルリン』のページで詳しく解説しています。

アルギニンの摂取量は1日3~5gが適量とされており、20gを超えてくると副作用が出る可能性があるといわれています。1日5g程度から初めて徐々に増量していき、自分に合った量を見つけた方がいいでしょう。

アルギニンの副作用は?

アルギニンはペニス増大だけでなく、体にいい影響を与えてくれる大切な栄養素であることは分かったかと思います。次に気になるのは摂りすぎた場合にどのような悪い影響があるか?というところです。では見ていきましょう。

消化器症状

アルギニンは『塩基性アミノ酸』と呼ばれ、アルカリ性のアミノ酸です。そのため、アルギニンを一度に大量に摂取すると、胃の中がアルカリ性に傾き、腹痛や下痢など様々な消化器症状が出てしまいます。

この副作用を抑えるには酸性のものを一緒に食べることです。そうすることでアルギニンのアルカリ性を『中和』でき、この副作用が出ないようにすることができます。代表的なものとして、レモンなどの柑橘類があります。さらに手っ取り早いものとして『クエン酸』があります。クエン酸は柑橘類に含まれる酸味成分で酸性の物質です。粉末タイプのものが安く手に入るのでアルギニンを飲んでみようとお持っている方は是非一緒に飲んでみてください。

腎臓、肝臓への負担

アルギニンは腸から吸収される際にまず肝臓で代謝を強く受けます。そのため、過料に摂取すると肝臓に負担がかかってしまいます。また、排泄される際は腎臓でこしとられるためこちらにも負担がかかってしまいます。

しかし、適量だと肝臓・腎臓の機能が良くなるというデータもあるため、適量ならばそこまで心配するような副作用ではありません。

服用を避けた方がいい人

この2つの副作用に注意すれば、ペニス増大が期待できる栄養素です。しかし、注意してほしいのは、なるべく服用しない方がいい人も少なからずいます。以下の条件に当てはまる方は服用を避けた方がいいでしょう。

  • 疱疹(ヘルペス)の人
  • 成長期の子供
  • 統合失調症の人

この3点に当てはまる人以外は基本的に服用しても大丈夫です。自分の体と相談して服用量を決めていきましょう。

アルギニンが多く含まれている食べ物

主に肉類、ナッツ類、玄米、レーズン、エビ、牛乳などです。特に含有量が多い食材を表にまとめたので参考にしてください。

食品名 含まれる量(100gあたり)
ピーナッツ 3.2g
豚ゼラチン 7.9g
鰹節 4g
湯葉 4.4g
きな粉 3g
大豆 2.5g
鳥胸肉 1.5g
その他肉類
(牛肉・豚肉・鶏肉)
1.3g

この表から分かる通り、アルギニンを十分な量摂取するにはかなりの量を食べないといけません。出来るだけ普通の食事から補給するのが望ましいのですが、これだけ食べるとなるとカロリーなども気にしなければなりません。

そのため、普通の食事にプラスしてアルギニンのサプリを飲むのが一番良い方法です。アルギニンのサプリを飲むときには酸性のサプリ(おすすめはクエン酸)も一緒に購入しておきましょう。ペニス増大の為にサプリを飲んでも、お腹を下してしまってはきちんと吸収することができません。