血液の成分として有名な鉄。
マメ知識 : 鉄は元素記号でFeと記されますが、これはラテン語の「ferrum」から来ています。
勃起するには大量の血液が必要なことはもはや有名でしょう。
血液を作るのに鉄が必要とういうことももはや有名ですが、今回はこの鉄がどのようにして体の中で利用されているのか詳しく見て行きましょう。
鉄は姿を変えて利用されている
食物に含まれた鉄は、強酸性の胃酸によって溶かされて鉄イオン(Fe3+)になります。
その後、胃の真下にある、十二指腸で腸液の作用によりアルカリ性になってFe2+の状態になって小腸上皮細胞から吸収されます。
その後血液に溶けた鉄はトランスフェリン(トランス(運ぶ)鉄(フェリン))という物質に結合して体の隅々に運ばれます。その中でも特に肝臓や脾臓、骨髄に多く運ばれ、肝臓・脾臓では『フェリチン』として貯蔵され、骨髄では赤血球が作られます。
完成した赤血球は血液に乗って全身を循環して酸素と二酸化炭素を換気します。
赤血球にはヘモグロビン含まれていて、ヘモグロビンには鉄が利用されています。そのため、血の量を増やすには鉄が必要になります。
その後、寿命(120日ほど)を迎えた赤血球は脾臓や肝臓で破壊され、数々のアミノ酸と鉄に分解されます。その時にできた鉄は再利用されます。
体重70kgの健康な成人男性の体内には、3~4gの鉄があり、下表のように体中に分布しています。健康な成人男性が1日に失う鉄の量は約1mgほどで、食べ物を摂取して小腸から吸収される量で補える程度です。(女性は月経などで失われる鉄の量は男性より多いなどの話はこのサイトではしません。ペニス増大のサイトですからね!)
トランスフェリン | 3~4mg |
赤血球中のヘモグロビン | 2500mg |
ミオグロビンおよび諸酵素 | 300mg |
貯蔵鉄(フェリチン) | 1000mg |
吸収量 | 食事内容による |
喪失量 | 1mg/日 |
血液の量を増やすには?
勃起力強化、チントレで絶対に必要な血液の量ですが、どうすれば増やすことができるのでしょうか?
ここまで鉄分の話をした後なので、もうお分かりの方が多いと思います。
そうです。
鉄分を多く含んだ食品を食べれば一番手っ取り早く血液の量を増やすことができます。その中でも特にヘム鉄(Fe2+)を多く含んだ食べ物の方が効率よく鉄分を体内に取り込むことができます
豚肉(レバー) | 13.0mg |
鶏肉(レバー) | 9.0mg |
レバーペースト | 7.7mg |
パセリ | 7.5mg |
はまぐりの佃煮 | 7.2mg |
牛肉(センマイ) | 6.8mg |
この中ではレバーなどの動物性の食材の方がヘム鉄を多く含むのでより吸収率が高くなります。
この表を見て何か気づきましたか?そうです。見てもらったら分かる通り、男の料理ではほとんど使うことが無い食材ばかり!
こんな食材を毎日の料理に取り入れるのは非常に大変です。
そんな時は普通の食事にプラスしてサプリメントで足りない栄養素を補うようにしましょう。鉄分を補うサプリメントはドラッグストアに行けばいくらでも見つけることができます。自分に合ったものを探してみましょう。
もちろんネットでまとめ買いした方が圧倒的にお得です。一応リンクを張っておきますのでぜひ参考にしてみてください!
鉄分はペニス増大だけではなく、丈夫な体を作るためにも必ず必要になる栄養素なので食生活に不安がある人は飲んでみましょう。
朝の調子が良くなること間違いなしです。